カルバン・クライン(Calvin Klein)は1942年、アメリカニューヨーク生まれ。独学で縫製を学んだ後、ニューヨークのスクール・オブ・アート・アンド・デザインに入学。その後、ニューヨーク州立ファッション工科大学(FIT)に進学し、62年に卒業。

大学卒業後は、ダン・ミルシュタイン・ハウス・オブ・デザインでアシスタントデザイナーを務め、その後ドレスメーカー数社で経験を積む。

68年、バリー・シュワルツと共にコートを扱うアパレル会社を設立、同時にレディースウェアのプレタポルテ・コレクションを開始。

ブティックにあるカルバン クラインのデザインを百貨店の経営者が見て、拡大路線を進めたことがきっかけで70年代からスポーツウェアのフル ラインに向けて動き始める。1972年にスポーツウェア部門 、化粧品・香水の会社を設立。